革新的な新ブランドは、75年以上にわたって世界を変えてきた、そしてこれからも変え続ける技術、サービス、アイデアの象徴
米国時間の2023年12月5日、シリコンバレーを拠点とする非営利の独立研究開発機関であるSRIは、その文化やビジョン、世界が直面する喫緊の課題に対応し、変革をもたらす技術、サービス、アイデアの創造と提供に重点を置いた戦略の象徴となる、新しいブランドアイデンティティの立ち上げを発表しました。
SRIのCEOであるDavid Parekh(デイビッド・パレク)は次のように述べています。「創設77周年を迎えるに当たって、私たちはこれまでの豊かな歴史を振り返るだけでなく、未来を再定義しようとしています。新しいアイデンティティ―現代的なロゴ、色彩、フォント―は、私たちが積み上げてきた遺産を称えるとともに、とびきり素晴らしい未来を創るという大きな目標へ向けた視覚的な原動力となります」
新ブランドに伴い、SRIインターナショナルという名称はシンプルに、なじみ深い略語である「SRI」となり、「Future Cube(フューチャー・キューブ)」が導入されます。SRIのこれまでのロゴに発想を得たこのシンボルは、文字的にも造形的にも、私たちのグローバルなポジショニングを表しています。左側の四角形はちょうど37度傾いています。これは、シリコンバレーの北緯37度というSRIの物理的な位置を表現しています。このシンボルはまた、概念から実現へ、思考から行動へ、実験室やオフィス内での開発から市場へといった「転換点」も表しています。
SRIの広報担当バイスプレジデントであるMike Freedman(マイク・フリードマン)は次のように述べてます。「Future Cubeは私たちのブランドストーリーの中核を成すものです。枠にとらわれない思考の余地、イノベーションを生み出す真っ白なキャンバスまたはサンドボックス、問題解決マインドなど、それは数多くの視点を表しています。量子力学、信頼されるAI、気候、教育、精密医療など、さまざまな分野の科学技術的ブレークスルーの最前線に立つSRIの役割を象徴しています」
この新しいビジュアルランゲージは、研究の世界から引き継いだ豊富なグラフィック遺産も取り入れています。ロボティクスや機械の美に触発されたフォントシステムとあわせて、幾何学的図形、テストパターン、チャート表記などが使用されています。
ブルーのカラーパレットは、ニュージャージー州プリンストンの名高いサーノフ・コーポレーション(元RCA研究所)の買収(1987年)や、今年のパロアルト研究所の買収など、SRIの歴史から受け継いでいます。このブルーには、イノベーションのダイナミズムや世界を変えるという高い目標を反映した、新たな活力が満ちています。
SRIのブランド刷新をデザインしたのは、研究・文化・教育関連の数多くの代表的組織を変革したことで知られる、サンフランシスコのスタジオ・スコットと、これに協力したミネソタ州の戦略ファーム、アストリオン・パートナーズです。
SRIのParekh CEOはさらにこう述べています。「私たちの新しいブランドは、これまでの遺産とこれからの未来に関する宣言です。イノベーションに対するコミットメント、非営利機関としての独立性、そして世界の最大規模の課題を解決するために政府・企業顧客や戦略パートナーとの協業を目指し続けるという強い思いを具現化したものです。私たちが何者なのかを表すだけでなく、私たちがどこへ向かっているのかも指し示すブランドアイデンティティでもあるのです」